この記事では、「習い事」と「レッスン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「習い事」とは?
「習い事」とは、「特定の師匠や先生などから芸事や技術などを教えてもらう」あるいは「大勢で同じ稽古や勉強などに取り組みながら新しい知識や技能などを習得していく」様子などを示す語句として知られています。
具体的には「塾」や「公文」、または「そろばん教室」や「音楽教室」、加えて「茶道」や「書道」「剣道」などに至るまで、さまざまな学習や技術習得ができる場所を指して使われている文言です。
「レッスン」とは?
「レッスン」とは、「授業」や「学課」などを表す英単語「lesson」を由来とする言葉です。
日本語で使われる場合は「稽古」や「練習」などという意味合いで用いられることが多く、「通常の学校の授業」から「個人的な稽古事」まで幅広い意味合いで使用されています。
また一方では苦い経験や苦しい思い出などをから受ける「教訓」などというニュアンスで使われる場合もある文言です。
「習い事」と「レッスン」の違い
「習い事」と「レッスン」は、どちらの語句も「知らないことを学ぶ」という意味では似たような言葉と言えます。
しかしながら「習い事はバレエです」という表現は、「レッスンはバレエです」とは言い換えにくく、「バレエ教室のレッスンに通っています」または「バレエのレッスンを受けています」などという言い回しの方がより適当な表現になりますので、双方の語句は異なる使い方が必要な文言と言えるでしょう。
「習い事」の例文
・『習い事で英語教室に通っている友人の娘さんはまだ9歳になったばかりです』
・『どんな習い事を始めてもけっして長続きしないのはどうしてでしょうか』
「レッスン」の例文
・『仕事帰りに通う週に2回の英語のレッスンは私の息抜きです』
・『この近くにピアノのレッスンを受けることができる教室などはありませんか』
まとめ
「習い事」と「レッスン」は、どちらの語句も「あることについて人から学ぶ」などという意味合いで使われている言葉です。
使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。