この記事では、「稼ぐ」と「得る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「稼ぐ」とは?
仕事してお金を得ることを「稼ぐ」【かせぐ】といいます。
一生懸命に与えられた仕事をこなせばそれだけ見合う収入になるのです。
老後を安心して暮らせるよう若い頃に仕事してお金を貯金したり、家族を養うため会社に毎日通勤しては仕事して給料を得ます。
他の使い方としては、試合に出た選手が自らの頑張りによって得点を決めて、勝利に導く行為を「稼ぐ」というわけです。
「得る」とは?
自分に必要なものを手に入れるため行動することを「得る」【える】といいます。
生活するためにお金を稼いだり、踊りを習得するため教室に通うといった行動で人生を豊かにするわけです。
また、勉強して専門知識を身に付ける、人に助言したり、手を貸すことで「得られる信用」といった使い方もできます。
このように、お金では買えないものを自分のものにする行為を指す言葉です。
「稼ぐ」と「得る」の違い
ここでは「稼ぐ」と「得る」の違いを、分かりやすく解説します。
生活をするため仕事して、お金を得ることを「稼ぐ」といいます。
「努力してお金を稼ぐ」といった使い方するときは収入得て子供を育てるため今よりさらに効率が良い仕事に就き、倍も働いて収入を得るわけです。
また、自ら頑張って点数を得て勝利に導くといった使い方もできます。
もう一方の「得る」は、努力したから自分のものになった利益や信用を表す言葉です。
「稼ぐ」の例文
・『彼女は照明をデザインする仕事して大金を稼ぐ』
・『怪しい商品を売って稼ぐ友人との付き合いをやめた』
「得る」の例文
・『一代で店を大きくした彼は、利益を得る努力して稼いだ』
・『信頼を得るため、姉は率先してご近所とつながりを持った』
まとめ
自分で行動した上で手にするものを2つ取り上げました。
ただ、1つはお金を「稼ぎ出す」ときに使う言葉であり、「得る」は信用や地位といったものを集める行為を指すと覚えておけばいいでしょう。
