「混ぜる」と「組み合せる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「混ぜる」と「組み合せる」の違いとは?違い

この記事では、「混ぜる」「組み合わせる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「混ぜる」とは?

2つ以上の液体を1つの容器に入れて円を描くようにかき混ぜることを「混ぜる」【まぜる】といいます。

大きな樽の中に入っている液体であれば、「混ぜる道具」も大きめのものをゆっくり動かして中身を混ぜ合わせるのです。

卵焼きを作るときは軽い箸で素早く切るように動かして白身と黄身をよく混ぜてからフライパンに薄く入れて何度も巻きつけて焼きます。


「組み合わせる」とは?

分離したものをうまくはめて、1つに組むことを「組み合わせる」【くみあわせる】といいます。

例えば、色々な部品をうまくはめていくと1つの物体になるわけです。

このようなところから、パズルのような物はうまく形状をはめ合わせていくと1つの大きな作品になります。

また、野球選手を選ぶときは、各ポジションに相応しい能力がある人を選べば強い敵をも倒すチームになるのです。


「混ぜる」と「組み合わせる」の違い

ここでは「混ぜる」「組み合わせる」の違いを、分かりやすく解説します。

容器に入った液体をもう1つに入れて、道具を使ってよく混ざるようにする行為を「混ぜる」といいます。

ゆっくり時間をかけて混ぜる」か、素早く手を動かして1つにするのです。

この行為により味がしっかり馴染んで美味しく食べれたり、きれいに色を塗れて仕上がりも美しくなります。

もう一方の「組み合わせる」は何種類ある中からより見合う物を選んで1つにするために選ぶ行為を指すのです。

「混ぜる」の例文

・『水に粉洗剤を入れて混ぜると大きな泡の塊ができる』
・『お酢と胡麻油、砂糖を混ぜれば中華味の調味料になる』

「組み合わせる」の例文

・『小さいものから大きな石を組み合わせて、頑丈な石垣を造る』
・『薄いものと濃い色を組み合わせれば個性的に仕上がる』

まとめ

数種類のものをどのようにすればより良い効果が生まれるかに目を向ければ、言葉の使い方が立体的に見えてくるでしょう。

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