「ポリシー」は「方針」を表す以外にも色々な意味で使われる言葉です。
この記事では、「ポリシー」と「方針」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポリシー」とは?
「ポリシー」は英語で“policy”と書く言葉であり、人や計画の方針や政策、規範などを表す時に使います。
「ポリシー」は国や大きな企業が声明として出すものから、個人が決める目的や目標など色々な場面で使うことが可能です。
「プライバシーポリシー」とは個人情報に対する扱いの方針を記したものであり、様々なサービスやお店で用いられています。
「方針」とは?
「方針」とは元々方位磁石を示す言葉として使われていましたが、現代では物事の目的や目標、目指すべき方向を表す時に使います。
「方針」は物事や計画などを実行する時に定めるものであり、集団や組織で用いられます。
「方針」は英語で「ポリシー」や「プラン」であり、こちらも様々な場面で使うことが可能です。
「方針」の類義語には「建前」がありますが、こちらは本心を隠して物事や気持ちを表す時に使います。
「ポリシー」と「方針」の違い
この2つはどちらも同じ意味で使われる言葉であり、特に最近では「プライバシーポリシー」のように使われることも多くなりました。
「ポリシー」は個人的な信念や譲れない想いなどを表す時に使います。
「ポリシー」の例文
・『彼のポリシーはよく分かったが、個人的にはとても賛成できません』
・『プライバシーポリシーに関する規則が見直されることになりました』
「方針」の例文
・『経済の方針について様々な議論が行われているが、どれも的外れな意見を出していてがっかりしています』
・『計画の方針をしっかりと組んでおいたので、作業工程が分かりやすくなりました』
まとめ
「ポリシー」と「方針」はどちらも同じ意味で使われる言葉であり、特に政策に関しては「ポリシー」がよく使われます。
「ポリシー」はこれ以外にも人の信念や創作のこだわりを表す時に使います。