「ストイック」は「厳しい」という意味で使われる言葉であり、禁欲的な様を表す時に使います。
この記事では、「ストイック」と「厳しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ストイック」とは?
「ストイック」は英語で“stoic”と書く言葉であり、仕事や修行に対して非常に厳しい様子を表す時に使います。
「ストイック」は自分を厳しく律することを表す言葉であり、他人に対して厳しく当たることや態度には使いません。
「ストイック」の語源は古代ギリシア哲学におけるストア派の思想であるストイシズムから作られました。
「ストイック」は自分を律して禁欲的に仕事や修行に励むことを表します。
「厳しい」とは?
「厳しい」とは状況が少しも許さないことや厳重なこと、困難が多く大変なことを表す時に使う言葉です。
「厳しい」は自然現象が激しいことや物事の状態が緊迫している時にも使うことが可能です。
「厳しい」は人の態度や性格などにも使う言葉であり、反対語は「優しい」となります。
「厳しい」は自分の行動や性格から、他人に対する態度など色々な場面で使うことが可能です。
「ストイック」と「厳しい」の違い
「ストイック」は自分を厳しく律する心や態度を表す言葉であり、基本的に自分の仕事や行動、修行に対して使われます。
「厳しい」は厳重なことや困難が多いこと、緊迫している様子を表す時に使います。
「ストイック」の例文
・『ボクサーとしてのストイックさが彼をチャンピオンに導きました』
・『ストイックな訓練を続けた結果、彼の身体はとても頑丈になりました』
「厳しい」の例文
・『最近は冬の寒さが厳しいこともあり、ホッカイロが手放せません』
・『厳しい暑さも彼岸までと聞いたのですが、今年はまだまだ暑いですね』
まとめ
「ストイック」は「厳しい」という意味でも使われますが、こちらは自分を厳しく律する時にのみ使います。
「厳しい」は他人に対する態度や行動、自然現象などにも使うことが可能です。