「朝飯前」と「手っ取り早い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「朝飯前」と「手っ取り早い」の違いとは?違い

この記事では、「朝飯前」「手っ取り早い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「朝飯前」とは?

朝ご飯を食べる前に、さっさと終わらせてしまえるよういとも簡単に出来ることを「朝飯前」【あさめしまえ】といいます。

朝を食べる前の僅かな時間でも、頼まれごとをぱっと素早く片付けられるところから自分にはさほど難しくない作業だと自慢げに伝えるわけです。

使い方としては、「朝飯前の仕事」とえば、自分なら悩まずさっさと片付けられると伝えて快く請け負います。


「手っ取り早い」とは?

面倒な手続きなどしなくても、手間をかけずにできることを「手っ取り早い」【てっとりばやい】といいます。

このようなところから、行動が素早くできるさまを意味する言葉です。

例えば、郵便よりも電子メールの方が早く用件を伝えられる、速度が速い新幹線であればいかに早く到着するか伝えられます。

また、時間をかけずにさっさと儲かる投資であれば手間をかけず、大きな利益につながるのです。


「朝飯前」と「手っ取り早い」の違い

ここでは「朝飯前」「手っ取り早い」の違いを、分かりやすく解説します。

朝食を食べる前の数十分でも簡単に出来ると、相手に伝える場面で使う言葉が「朝飯前」です。

それほど自分にとって簡単な仕事であると相手に伝えられる言葉になります。

もう一方の「手っ取り早い」は、手間をかけずにできると相手に伝えるときに使う言葉です。

この2つの大きな違いは、たやすいと思う依頼を請け負うときは「朝飯前」を使い、面倒なことをしなくても出来ると思うときは「手っ取り早い」を使います。

「朝飯前」の例文

・『回覧板を隣の家へ持って行くのは朝飯前だ』
・『中学生が小学生のチームを倒すのは朝飯前だ』

「手っ取り早い」の例文

・『電話よりも直接会って用件を伝えた方が手っ取り早い』
・『手っ取り早いお金の稼ぎ方を実行した兄は儲かった』

まとめ

時間や手間をかけずに物事ができると伝えられる言葉を取り上げました。

どういった状況で使えばより簡単にできるか、早く実現できるかを考えて使い分けてみるといいでしょう。

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