物事の終わりを表す言葉には「最後」や「完結」があります。
この記事では、「最後」と「完結」の違いを分かりやすく説明していきます。
「最後」とは?
「最後」とは物事における一番の終わりを表す言葉です。
「最後」はこれ以外にも特定の行動や行為をしたらすべて終わりという意味でも使うことが可能です。
「最後」は英語で“last”であり、“final”は最後のや最終のという意味で使います。
「最後」の反対語は「最初」であり、英語では“first”と表します。
「最後」の同音異義語には「最期」があり、こちらは死ぬ間際を表す言葉です。
「完結」とは?
「完結」とは物事や物語などが完全に終わることを表す言葉です。
「完結」は具体的な小説や漫画、ドラマなどから、抽象的な理論などにも使うことが可能です。
「自己完結」とは自分一人だけで行動や仕事などを処理することを表す言葉であり、こちらは良い意味でも悪い意味でも使われます。
「自己完結」は完全に天才型の場合と、自分で勝手に思い込んでいる場合があり後者は他の人に対して悪影響を及ぼす可能性があります。
「最後」と「完結」の違い
「最後」は物事における一番の終わりや、それをしたらすべてが終わるという仮定の表現としても使う言葉です。
「完結」は物事や作品などが完全に終わることを表す言葉です。
「最後」の例文
・『大好きなメニューは最後の最後まで取っておくタイプなので、我慢しています』
・『この出会いが最後となることは誰にも分からなかったので、彼らは盛大のパーティーを楽しみました』
「完結」の例文
・『あの完結した作品のスピンオフ漫画出るとは夢にも思いませんでした』
・『そのボスは自己完結しているスキルを持っているので、それを無効化しないと倒せません』
まとめ
「最後」は物事における一番の終わりを表す言葉であり、ラストという言葉でもよく使われています。
「完結」は物事や作品などが完全に終わることを表す言葉です。