この記事では、「整備」と「メンテナンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「整備」とは?
「整備」は、すぐに役立つように準備することや整えることを意味します。
主に機械や道具などに対し用いられる言葉で、正常に使用することができるように日常的に点検すること、調整することを「整備」と言います。
他の言葉で言い換えると「保守」や「保持」「維持」「確保」などになります。
車の「整備」を行う人を「自動車整備士」というほか、「道路整備」や「整備性」「保全整備」などといった言葉もあります。
「メンテナンス」とは?
「メンテナンス」は、英語で“maintenance”と書きます。
意味は、維持、管理、整備、保守となり、建物や機械、コンピューターを設置する際などに用いられることが多くなります。
主にシステムやネットワークなどの点検作業や保守作業を意味する言葉として用いられます。
他の言葉で言い換えると「保持」や「持続」「維持」「修理点検」などになります。
また、建物や機械、コンピューターだけでなく、「体のメンテナンス」などのように人に対しても使用されることがあります。
そのほか、「ビルメンテナンス」や「システムメンテナンス」「エレベーターのメンテナンス」などといった形で使用します。
「整備」と「メンテナンス」の違い
「整備」と「メンテナンス」の違いを、分かりやすく解説します。
「整備」と「メンテナンス」は同じ意味として使用することが可能です。
そのうえで、「整備」は機械や設備などの点検や修理を行う作業を指す言葉。
「メンテナンス」はシステムやネットワークなどの点検や保守作業を指す言葉といった違いがあります。
「整備」の例文
・『長距離ドライブに行く前は必ず車の整備を行うように気を付けています』
・『お客様が到着する前の会場の整備を行う』
「メンテナンス」の例文
・『父はビルメンテナンスの会社に勤務しています』
・『たまには体のメンテナンスも必要だと思い有給休暇を取得しました』
まとめ
以上のように、ほぼ同じ意味として使用可能な言葉になります。
