「手引き」と「舵取り」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「手引き」と「舵取り」の違いとは?違い

この記事では、「手引き」「舵取り」の違いを分かりやすく説明していきます。

「手引き」とは?

手引きとは、情報を提供したりして手助けすることや手助けする人のことをいいます。

また、何かを新しく始める人に対して手ほどきを行うことやそのための書物を指す場合もあります。

作業手順を記した「〇〇の手引き」といった書物などは、マニュアルと呼ばれたりもします。

それから人の手を引いて導いたり案内したりすることやそれをする人を手引きと呼ぶこともあります。


「舵取り」とは?

舵取りとは、船を操って方向を定めることやそれを行う人のことをいいます。

また、そこから物事がうまく運ぶようにと指示を出したり、誘導したりする人を指すようにもなりました。

「舵を取る」という慣用句もあり、物事が正しい方向に進むように導くという意味があります。


「手引き」と「舵取り」の違い

手引きは何かをする人に対して手助けしたり、手ほどきをしたりすることを表す言葉です。

それに対して舵取りは、物事が正しい方向に進むように誘導する人をいいます。

手引きはサポートする役割を表していますが、舵取りは全体をまとめるリーダー的な役割を表しています。

また、手引きは、マニュアルを指すこともあります。

「手引き」の例文

・『犯人を現場に手引きした人物がいるはずだ』
・『新しいシステムの手引書はあるが、複雑で分かりにくい』
・『海外の観光地で手引きしてくれたのは現地のボランティアだった』

「舵取り」の例文

・『この会社の舵取りをあなたに任せたいと思っている』
・『彼は船長になったばかりだが舵取りが上手い』
・『キャプテンが負傷してしまったので、副キャプテンがチームの舵取りを担った』

まとめ

手引きは情報を提供したりして手助けしたり手ほどきしたりすることで、舵取りは物事が正しい方向に進むように誘導したり指示を出したりすることです。

どちらもそれをする人を指すこともあり、サポート役を担うのが手引きでリーダー役を担うのが舵取りです。

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