この記事では、「ついでに」と「オマケに」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ついでに」とは?
外出したとき時間があるので、一緒にやってしまおうと実行することを「ついでに」といいます。
「燃料を入れたついでに車内を掃除しよう」というように、1つの目的を果たしたときまだ出来るならもう1つ用事を済ませるため実行するのです。
また、お昼を食べに行く「ついでに」靴を修理に出してしまおうと考えて実行に移します。
このように、数時間の間に2つの用事を済ますとき使う言葉になるのです。
「オマケに」とは?
商品を買った人に店員が物を渡すために使う言葉が「オマケに」です。
例えば、玩具を購入したとき、その商品に関連する小物を渡すとき「オマケにあげます」と手渡します。
付録のようなものであるため数十円ほどで買えるお菓子であったり、シールといった物を袋の中に入れて渡してくれるのです。
このような意味から、「雨が降ってきた。
おまけに風まで吹いてきた」と2つの厳しい状況が重なる様子を表します。
「ついでに」と「オマケに」の違い
ここでは「ついでに」と「オマケに」の違いを、分かりやすく解説します。
用事を済ませたとき、もう1つの事をやってしまおうと思うとき使うのが「ついでに」といいます。
「オマケに」は商品を購入したとき店員が付けてくれる無料の物を渡してくれる際に使う言葉です。
「ついでに」は自らが判断して行なう行為ですが、「オマケに」は自分が店で購入したとき店側の厚意により商品に関連した付属品や、その人に見合う雑貨を渡してくれるといった違いがあります。
また、「食べ物が腐っていた。
オマケに飲み物からも酷い臭いがして飲めない」と2重の苦難を示すときも使える言葉です。
「ついでに」の例文
・『駅前に行ったついでに明日の時刻表を確認した』
・『自転車を修理したついでに子供用の椅子を取り付けた』
「オマケに」の例文
・『人形を買ったオマケにかわいい制服をくれた』
・『化粧品を購入したとき、ケースをオマケにくれた』
まとめ
2つの用事を同時に取り上げるとき使われている言葉ですが、使う状況に違いがありますので、うまく場面に合うよう使いこなしてみましょう。