「裏切り」と「寝返り」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「裏切り」と「寝返り」の違いとは?違い

この記事では、「裏切り」「寝返り」の違いを分かりやすく説明していきます。

「裏切り」とは?

裏切りとは、味方に背いて敵につくことをいいます。

裏切りの「裏」は後方のことを表していて、戦などで後ろから切ることを裏切りと呼んでいたのです。

また、そこから約束や信義に反することも裏切りと呼ぶようになりました。

見方を欺いて敵に加担する人のことを裏切者と呼んだりもします。


「寝返り」とは?

寝返りとは、味方を裏切って敵につくことをいいます。

また、寝返りには寝たまま体の向きを変えるという意味もあり、赤ちゃんが仰向けの状態からうつ伏せの状態になることを指すこともあります。

赤ちゃんの成長過程の1つとして知られていて、個人差はありますが生後5か月から6か月頃に寝返りができるようになります。


「裏切り」と「寝返り」の違い

裏切りも寝返りも、味方に背いて敵につくことをいいます。

その意味に違いはありません。

ただし、裏切りには約束を破るとか信義に反することをするといった意味も含まれています。

必ず敵側につくというわけではありません。

また、寝返りには単に寝たまま体の向きを変えるという意味もあります。

「裏切り」の例文

・『彼女は不倫をしていた夫の裏切りを許すことができなかった』
・『秘密をばらした裏切者が誰か分からず疑心暗鬼になっている』
・『信頼していた友人に裏切られ、彼は意気消沈していた』

「寝返り」の例文

・『関ヶ原の戦いで勝敗を分けたのは小早川秀秋の寝返りだ』
・『戦国時代には寝返りは頻繁に行われており、珍しいものではなかった』
・『半年を過ぎても息子はまだ寝返りをしないので心配している』

まとめ

裏切りも寝返りも味方に背いて敵側につくことを表していて、意味に違いはありません。

ただし、裏切りには約束を破ったり信義に反することなども含まれています。

それから寝返りには、単に寝たまま体の向きを変えるという意味もあります。

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