この記事では、「定番」と「お決まり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「定番」とは?
「定番」は「定番メニュー」や「定番商品」「お弁当の定番」「定番アイテム」など、様々な言葉に用いられます。
「定番」の意味は、流行に左右されない基本的な商品です。
安定した需要が見込まれ、固定された商品などのことを意味します。
また、いつ、どこにでもあるもの。
誰もがするような事柄。
ありふれた事柄も「定番」になります。
言い換えると「日常茶飯事」や「いつもの」「ありふれた」「お決まり」「珍しくない」「よくあること」などになります。
「お決まり」とは?
「お決まり」は「お決まりの話」や「お決まりごと」「お決まりのパターン」「お決まりの文句」など、様々な言葉に用いられます。
「お決まり」の意味は、言動がいつも同じで新鮮味がないこと、決まり文句、です。
いつも通りの状況を意味する言葉となります。
言い換えると「日課」や「ルーティン」「ワンパターン」「習慣」「定例」などになります。
「定番」と「お決まり」の違い
「定番」と「お決まり」の違いを、分かりやすく解説します。
「定番」はジャンルの中で多くの人がそれだと想像するものを意味します。
例えば、「お弁当の定番と言えば」と聞かれた時に、「からあげ」や「玉子焼き」と答えるようなことが「定番」です。
一方、「お決まり」は、いつも通りの状況を意味し、飲み会の前には必ず乾杯の言葉がある、野球で1点差、先頭バッターが塁に出たときのパターンはバント、などが「お決まり」になります。
「定番」の例文
・『私は、このお店の定番メニューが大好きです』
・『私は旅行に行く際、必ず持参する定番アイテムがあります』
「お決まり」の例文
・『また、お決まりの説教が始まった』
・『後は、お決まりのパターンで進めば問題ありません』
まとめ
「定番」と「お決まり」には以上のように明確な違いがあるため、適切に使い分ける必要があります。