「以上となります」と「以上です」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「以上となります」と「以上です」の違いとは?違い

この記事では、「以上となります」「以上です」の違いを分かりやすく説明していきます。

「以上となります」とは?

以上となりますは、いじょうとなりますと読むのが正しい読み方となっているのです。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、それ以前に述べた事といった意味を持っている以上の漢字に、となるを丁寧な言い回しにした、となりますの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ以上となりますは、述べるべき事はここまでであるという意味を表すのです。

意味合いから、何かを述べた後の締めの言葉として使用されています。


「以上です」とは?

以上ですは、いじょうです、と読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、それまでに話した事といった意味を有する以上の漢字に、だの丁寧な言い方である、ですの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。

故に以上ですは、話すべき事はそれで全てである、という意味を示すのです。

特に、述べるべき事を全て述べた事を相手に伝える際の、締めの言葉として用いられる事が多く見られます。


「以上となります」と「以上です」の違い

「以上となります」「以上です」の違いを、分かりやすく解説します。

以上となりますと以上ですの文字表記を比較すると、となりま、とでという文字の違いがある事に気付けるものです。

逆に言えばその他の3文字は同じであるだけでなく、どちらも述べるべき事は全て述べました、という同じ意味を持ち、締めの言葉で使われる事が多いという点も同じだったりします。

以上の事からかなり似通った所がある言葉同士と言えますが、丁寧さという面で違いが見られるのです。

シンプルに比較した場合、以上となりますの方が、以上ですよりも、幾分丁寧さがある言葉と言えます。

まとめ

2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、どちらも、言うべき内容はこれまでである、という意味合いで、同じ様な意味を指し示すのです。

その上、共に締めの言葉で利用される事が多いという共通点も見られます。

とはいえ2つの言葉に相違点を見出すとすれば、丁寧さという面では、以上ですよりも、以上となりますの方が上と言えるのです。

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