この記事では、「人生の岐路」と「人生の分岐点」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「人生の岐路」とは?
人の一生の中で、大きくその後が変わる分かれ道を「人生の岐路」【じんせいのきろ】といいます。
生きる上で、ときに大きな選択肢を迫られる場面に遭遇したときは自分で2つの選択肢からどちらを選べばいいか選択しなければなりません。
例えば、親が倒れたとき会社を辞めて田舎に戻って家業を継いで介護をするか、仕事は続けて介護施設に入居させるため毎月20万円ものお金を送るか選択するわけです。
「人生の分岐点」とは?
人間が生きる上で、物事が複数分かれるところに差し掛かったとき「人生の分岐点」【じんせいのぶんきてん】といいます。
例えば、手首を傷めたのが野球を辞めるきっかけとなり、その後の人生を大きく変える出来事になるわけです。
主に、自分がこのようにするべきと判断し、その後の進路を実現するために物事をしっかり考えて歩むための分かれ道を指します。
「人生の岐路」と「人生の分岐点」の違い
「人生の岐路」と「人生の分岐点」の違いを、分かりやすく解説します。
わかれ道が2つあることを「人生の岐路」といい、転勤したり、結婚、親との死別といった色々な人生における出来事に立ったことを指します。
もう一方の「人生の分岐点」は、複数に道が分かれている部分に差し掛かったことを表す言葉であり、どう生きるか選択するための分かれる点を指す言葉です。
岐路より色々な道に分かれた状況を指します。
「人生の岐路」は分かれる道が2つあり、どちらか選ぶ必要性があると状況を指すわけです。
「人生の岐路」の例文
・『35歳で人生の岐路に立つ男は、思い切って農家になる道を選んだ』
・『事故で家族を失った妹は人生の岐路に立たされて悩む』
「人生の分岐点」の例文
・『生徒の悩みに寄り添う熱血教師との出会いが人生の分岐点になった』
・『獣医の専門学校に入学したのが人生の分岐点だった』
まとめ
「人生」における重要な選択肢を迫られたとき、人はどのような道を選べばいいか自らが考える意味がある言葉です。
どのような場面で使えばうまい使い方ができるかに目を向けてみるといいでしょう。