この記事では、「久しぶり」と「懐かしい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「久しぶり」とは?
久しく会っていない人に会ったことを「久しぶり」【ひさしぶり】といいます。
とても長い間会う機会がなかった知り合いと街でばったり会うその場面で使うのです。
たいていは相手のことを忘れていたときいきなり会った人が「お久しぶりです」と挨拶して近況を伝えたり、世間話します。
中には半年、1年前に会ってから長い時間が経って再会したとき使う言葉です。
「懐かしい」とは?
自分に起きた出来事を振り返ったとき、特別な感情に包まれることを「懐かしい」【なつかしい】といいます。
例えば、机を並べて勉強した同級生を思い出したとき沸く気持ちを指すのです。
このような意味から、愛着ある物を手にしてふと心に蘇る過去を思い出して浸るといった場面で使われています。
また、一緒に遊んだ人に何年かぶりに再開したとき蘇る楽しさに包まれる感情を指すのです。
「久しぶり」と「懐かしい」の違い
ここでは「久しぶり」と「懐かしい」の違いを、分かりやすく解説します。
数カ月ぶりに会った人に対して、ご無沙汰と思うとき伝える言葉が「久しぶり」です。
もう一方の「懐かしい」は胸が熱くなったり、当時のあの楽しかった頃に戻りたいと思うときに沸く気持ちを指します。
「久しぶり」の方が少し前に話した人と3カ月程度して会ったとき使う言葉で、「懐かしい」は数十年ほど会っていなかった同級生や趣味仲間、知人といった相手と再会したとき使われています。
「久しぶり」の例文
・『久しぶりに会った友人が痩せていて心配になった』
・『久しぶりに走ったので、股関節を痛めてしまった』
「懐かしい」の例文
・『子供の頃に川遊びした同級生と再会して、懐かしい気持ちになる』
・『30年前に撮った新婚旅行の写真を見て、懐かしい記憶が蘇る』
まとめ
しばらく会っていない人に再会した場面で使う言葉を2つご紹介しました。
どのくらい会っていないかに目を向けて、使ってみるといいでしょう。