「無職」と「ニート」の違いとは?分かりやすく解釈

「無職」と「ニート」の違いとは?違い

この記事では、「無職」【むしょく】と「ニート」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「無職」とは?意味

働きたいとの意欲はあっても病気で働けなかったり、勉強するため定職に就いていない者を「無職」【むしょく】といいます。

できれば収入を得たいと思う気持ちはあっても、親の介護で働くことが難しい、定職に就けば自分の好きなようにできないといった理由で「無職」を選ぶ人は少なくありません。

また、退職してから職を求めて、就職活動している状態でも「無職」となります。


「ニート」とは?意味

まったく働きたいと思う意欲がない人を「ニート」といいます。

このような人は最初から働きたいと思う意欲が欠けているため、仕事を探そうという行動すら見せません。

とりあえず親の金で食べれればいい、光熱費も出してくれれば汗水垂らして必死に仕事しようとは考えないのです。

このような人は、今を楽しむためにお金を貯めたり、将来を考えられない傾向が見られます。


「無職」と「ニート」の違い

「無職」「ニート」の違いを、分かりやすく解説します。

できれば定職に就いて働きたいと考えていますが、今のところ仕事はしていない人のことを「無職」と呼びます。

怪我や病気で会社勤めができないので一時的に働いていなかったり、何をしたいか将来が見えないため貯金を崩しながら短期間だけ自由な生活してみたいと思う人が「無職」になる傾向が見られます。

もう一方の「ニート」は、働こうという意欲がまったく感じられない人を指す呼び方です。

「あいつはニートでやる気がない」といったように、一生懸命働いても仕方がないといった考えをする気力のなさが見られるでしょう。

「無職」の例文

・『日本では、15から34歳までの人に無職が増えている』
・『家の手伝いはしない、職業訓練も受けない無職の人もいる』

「ニート」の例文

・『完全に失業している15歳以上の人をニートと呼ぶ』
・『兄は23歳からニートで貯金もないが、悩む素振りがない』

まとめ

どちらも仕事していない状態の人を指す呼び方ですが、仕事する意欲があるかないかの違いがありますので、自分なりに相手がどのような状態であるか見て使い分けるといいでしょう。

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