何度も念押しする時にも使う言葉には「くれぐれも」や「何卒」があります。
この記事では、「くれぐれも」と「何卒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「くれぐれも」とは?
「くれぐれも」とは何度も心を込めてお願いする時や念押しして依頼する時に使う言葉です。
「くれぐれも」は漢字で「呉呉も」と書きますが、一般的な会話や文章ではあまり使われません。
「くれぐれも」は丁寧なお願いや依頼する時に使う言葉なので、後に続く言葉も丁寧語や敬語表現を使うのが特徴です。
「くれぐれも」はこれ以外にも何度考えてもという意味もあります。
「何卒」とは?
「何卒」は「なにとぞ」と読む言葉であり、相手に対して強く願う時やその気持ちを表す時に使います。
「何卒」も基本的にお願いや依頼する時に使う言葉なので、後に続く言葉は丁寧語や敬語表現を使います。
「何卒」はこれ以外にも色々な手段を尽くそうとする気持ちを表す時にも使うことが可能です。
「何卒」は敬語表現として仕事の場面から一般的な会話まで幅広く使われる言葉です。
「くれぐれも」と「何卒」の違い
「くれぐれも」や「何卒」は何度も念押しすることや相手に対して強く願う時に使う言葉です。
これらの言葉は依頼や要望を伝える時に使うことから、丁寧語や敬語表現を伴って使ういます。
「くれぐれも」の例文
・『この先は足元が崩れやすいのでくれぐれも注意してください』
・『計画にミスは許されないので、くれぐれも用心して準備してください』
「何卒」の例文
・『何卒ご容赦くださいと発言した家臣の言葉は遮られ、将軍は彼を牢屋に入れて尋問するように命令した』
・『何卒は単独でも使うことが可能ですが、これは正式な場面や仕事の会話ではあまり使いません』
まとめ
「くれぐれも」や「何卒」は相手に対して強く願う時に使う言葉です。
どちらも同じような場面や会話で使うことが可能であり、それぞれ丁寧語や敬語表現を伴って使われます。
