「内々定」と「採用」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「内々定」と「採用」の違いとは?違い

この記事では、「内々定」「採用」の違いを分かりやすく説明していきます。

「内々定」とは?

「内々定」「ないないてい」と読みます。

「内々定」は、「内定前の内定」の略語となります。

「就職を希望する新規学卒者などに対して、企業が出す非公式の採用予定通知」という意味があります。

経団連が定めたルールで、内定通知は10月1日からと定められているため、それ以前に「ほとんど内定」という意味で送る通知は「内々定」となります。

「内定を約束された様子」を意味することになります。


「採用」とは?

「採用」「さいよう」と読みます。

「採用」「適当と思われる人物や意見などを、取り上げて用いること」という意味があります。

例えば、会議の席で適当だと思える意見が出た時、「意見を採用する」などと言います。

また「採用」は、「応募者が採用試験に合格すること」を意味することもあります。

例えば、バイトを募集しているお店が、面接で優秀な人材を見つけ、勤務してもらうことを決める時、「バイトを採用する」などと「採用」を使った表現をします。


「内々定」と「採用」の違い

「内々定」「採用」の違いを、分かりやすく解説します。

「内々定」は、「就職を希望する新規学卒者などに対して、企業が出す非公式の採用予定通知」という意味があり、「採用」「応募者が採用試験に合格すること」という意味があります。

このように、「内々定」「内容を約束された様子」を意味する言葉なのに対して、「採用」「試験に合格すること」を意味するという違いがあります。

「内々定」の例文

・『就活を始めて早々に、内々定をいただいた』
・『9月のため内々定だが、10月には内定をもらえるだろう』

「採用」の例文

・『企業から採用通知が届いた』
・『バイト先から採用の知らせが届いたが、断ろうと思う』

まとめ

「内々定」「採用」の違いについて見てきました。

どちらの言葉も、就活中などに使う言葉という共通点がありますが、明確な違いがあることが分かりました。

2つの言葉の意味の違いを知り、使い分けるようにしてみてはいかがでしょうか。

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