この記事では、「はい」と「ええ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「はい」とは?
相手が伝えてきたことに対して受け入れる意味で使うのが「はい」です。
相手に対して敬意を込めて返答する際に使う言葉であり、「分かりました」という気持ちを簡潔に伝えられます。
使い方としては、上司が午後までに書類作成して提出するように伝えてきたとき「はい」と返事するわけです。
元々は敬礼するとき使う「拝」という漢字からきている言葉で、敬う気持ちを伝えます。
「ええ」とは?
同意する気持ちを伝えるとき使う言葉を「ええ」といいます。
「はい」という意味で使われている承諾する際に使う返答の言葉ではありますが、同僚や身近な人には少し気楽な物言いするとき使うわけです。
他には、「転職する」と言った同僚に対して驚く気持ちを表す場面で使います。
主に、受け答えするために使う以外にも不満を表したり、疑念といった気持ちを伝えられる言葉です。
「はい」と「ええ」の違い
ここでは「はい」と「ええ」の違いを、分かりやすく解説します。
上司や先輩といった目上の人に頼まれ事されたとき、受け入れる気持ちを伝えるために使うのが「はい」です。
相手を敬う気持ちを込めて使う言葉として職場や学校でよく使われています。
もう一方の「ええ」は相手に同意を伝えるとき使ったり、驚愕するときの気持ちを表す際にも使われている言葉です。
また、不満を伝えたり、疑問を持つときの感情を表す言葉にもなります。
「はい」の例文
・『はい、廊下の1番奥の部屋に荷物を入れてください』
・『はい、了解しました。今日中に作業を終わらせます』
「ええ」の例文
・『ええ、分かりました。私が投函しておきます』
・『ええ、企画が駄目になったんですか。残念です』
まとめ
2文字で相手に同意するとき使う言葉ですが、「ええ」は何通りにも使えるので、どのように使うか学んでみるといいでしょう。