この記事では、「パンクロック」と「ヘビメタ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パンクロック」とは?
「パンクロック」とは、「音楽のジャンルの一つで、反社会的・政治的な歌詞に、早いリズムと過激なパフォーマンスが特徴」という意味です。
1976年頃にイギリスで生じた音楽のジャンルで、シンプルな構成と演奏スタイルで、若者の、現代社会への不満を伝える音楽として広まりました。
「パンクロック」の言葉の使い方
「パンクロック」は音楽のジャンルとして使われます。
英語で「punk rock」と書き、「punk」は「不良」「ちんぴ」「青二」「若造」「男色」などの意味、「rock」は「揺り動かす」から転じて「身体を揺り動かす音楽、ロック音楽」という意味、「パンクロック」で「不良のロック音楽」になります。
クラシックやジャズなどの大まかな音楽のジャンルではなく、「ポピュラーミュージック」の中の「ロック」というジャンルに含まれます。
「ヘビメタ」とは?
「ヘビメタ」とは、「音楽のジャンルの一つで、大音量と重低音に、革の衣装と鋲、鎖などを身に付けたファッションが特徴」という意味です。
1980年代にイギリスで生じた音楽のジャンルで、それぞれの楽器パートを目立たせる様なソロパート、高音シャウトのボーカル、ざくざく刻むリフと呼ばれるギターのバッキングなど、若者の溢れるエネルギーを象徴する音楽として広まりました。
「ヘビメタ」の言葉の使い方
「ヘビメタ」は、音楽のジャンルとして使われます。
英語の「heavy metal」が日本語化して省略された語で、「重金属」という和訳があります。
まるで重金属の様に重い音楽であることから名づけられました。
こちらも、「ポピュラーミュージック」の中の「ロック」というジャンルに含まれ、人によっては「ハードロック」と言うこともあります。
ちなみに、日本で「派手な色のヘアスタイル」「レースの付いた衣装」「高速ドラム」のバンドは「ジャパメタ」と呼ばれ、日本独自のヘビメタになります。
「パンクロック」と「ヘビメタ」の違い
「パンクロック」は「反社会的・政治的な歌詞に、早いリズムと過激なパフォーマンスが特徴の音楽」です。
「ヘビメタ」は「大音量と重低音に、革の衣装と鋲、鎖などを身に付けたファッションが特徴の音楽」です。
まとめ
今回は「パンクロック」と「ヘビメタ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。