「トレンド」と「流行」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「トレンド」と「流行」の違いとは?違い

昭和の時代からファッション業界では使われていましたが、現在ではビジネスの用語としてもポピュラーな言葉に「トレンド」というものがあります。

それでは、この「トレンド」とはどういう意味でしょうか。

また、「流行」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「トレンド」「流行」の違いを分かりやすく説明していきます。

「トレンド」とは?

「トレンド」とは、英語の「trend」をカタカナで表記したもので、元々の意味は川や道路などが向かっている方向という意味の言葉です。

一般的にはビジネスやファッションにおける、現在の流行や主流になっているもの、日本語では趨勢と呼ばれるもののことを表します。


「流行」とは?

「流行」とは、文字通り「流行っている」あるいは「流行っているもの」という意味で使われる言葉です。

元々は「流れの行方」という意味なので、人々が向かっている方向にあるものという意味からきていると思われます。


「トレンド」と「流行」の違い

「トレンド」「流行」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「今流行っているもの」を表す言葉として使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、単純に「流行」よりも「トレンド」の方が新しく、身近に感じるということでしょうか。

実際に使われているシチュエーションでの意味の違いは全くないと言って良いでしょう。

そもそも「トレンド」の言い換えとして「流行」を掲載している辞書はたくさんあります。

「トレンド」の例文

・『ビジネスのトレンドは常に変わっています』
・『ファッションのトレンドはメーカーによって作られています』

「流行」の例文

・『ファッションの流行は10年ごとに同じものが回ってきます』
・『流行の先端にいる人たちは数年後に見るとかなり時代おくれに見えます』

まとめ

この記事では、「トレンド」「流行」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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