小さい頃に、近所を走り回って遊んでいるとたくさんの野生の生物を見ることができました。
多くの種類の昆虫はその代表的なものですが、季節に限らずよく見かけたのは「カナヘビ」と呼ばれる小さな爬虫類です。
それでは、この「カナヘビ」とはどういう意味でしょうか。
また、「ヘビ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「カナヘビ」と「ヘビ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カナヘビ」とは?
「カナヘビ」とは、正式には「ニホンカナヘビ」と言う名前で「カナヘビ科」に属する爬虫類ですが、「ヘビ」ではなく「トカゲ」の仲間です。
日本にしかいない種類で、小型で茶褐色の体に非常に長い尻尾を持っています。
日本全土の低地に分布しており、数も多く、どこでも見ることができます。
「ヘビ」とは?
「ヘビ」とは、爬虫類のヘビ亜目に属する一般的には手足のない細長い体の生物のことを表す言葉です。
日本においては、小型の種類が多く、どこでも見かけるシマヘビやアオダイショウが代表的なものです。
中にはマムシやハブなどの毒を持った種類もいます。
「カナヘビ」と「ヘビ」の違い
「カナヘビ」と「ヘビ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「ヘビ」と言う名前の爬虫類であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、すでに説明したようにあ「ヘビ」は一般的な蛇のことですが、「カナヘビ」は蛇の仲間ではなくトカゲの仲間であるということです。
その証拠に手と足があります。
「カナヘビ」の見た目として尻尾が長くで蛇のように見えたと言うことと、また「トカゲ」と「ヘビ」は同じ種族であると認識されていたこともあったので「ヘビ」と言う名前になったようです。
「カナヘビ」の例文
・『カナヘビは小さくて地味なトカゲの仲間です』
・『カナヘビは日本固有の種類のトカゲです』
「ヘビ」の例文
・『ヘビにはたくさんの種類があります』
・『一般的にはヘビには足がありません』
まとめ
この記事では、「カナヘビ」と「ヘビ」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。