「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違いとは?違い

この記事では、「ばつが悪い」「きまりが悪い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ばつが悪い」とは?

恥ずかしいと感じる場面に遭遇したことを「ばつが悪い」【ばつがわるい】といいます。

例えば、教室に忘れ物を取りに行くと付き合う男子と女子がキスしていた姿を見てしまったとき、なんともこちら側が邪魔して悪い気持ちに包まれてしまう状況を指すわけです。

また、面目が立たないと思う状況に巻き込まれてしまったとき、人はその場にいてもいいかと感じてしまいます。


「きまりが悪い」とは?

自分のせいで他人に迷惑をかけてしまい、面目ないという気持ちを「きまりが悪い」【きまりがわるい】といいます。

しっかり仕事内容を伝えていなかったばかりに相手が何をしたらいいか困り、悪いと感じるのです。

また、きちんと順序通りにいかないは、揃わない状況に自分の方が恥ずかしいと思ってしまう状況で使います。


「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違い

ここでは「ばつが悪い」「きまりが悪い」の違いを、分かりやすく解説します。

自分がいるせいで、楽しい雰囲気であったのに悪くなってしまう状態にしたことを「ばつが悪い」といいます。

それまでは和やかな雰囲気であったのに、今行くべきではないのに部屋に入ってしまったり、声をかけては気まずい空気が流れてしまうのです。

もう一方の「きまりが悪い」は、自分が相手にしっかり内容を伝えなかったばかりに迷惑をかけてしまうとき、面目が立たないといった意味があります。

「ばつが悪い」の例文

・『悪口を本人に聞かれてしまい、ばつが悪い思いをした』
・『2人は抱き合う姿を見られてばつが悪そうな顔を見せた』

「きまりが悪い」の例文

・『読書している人の前でくしゃみが止まらないのはきまりが悪い』
・『飛行機内で携帯電話が鳴り響き、とてもきまりが悪かった』

まとめ

「悪い」を使った言葉をご紹介しましたが、「ばつ」「きまり」の違いにより使い方が異なってきますので、どう使うか学習してみるといいでしょう。

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