それでは、この「そんなことない」とはどういう意味でしょうか。
また、「こんなことない」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「そんなことない」と「こんなことない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そんなことない」とは?
「そんなことない」とは、元々は「そのようなことはない」という言葉をカジュアルに言いやすくした表現です。
一般的には起きたことを否定したいという時に使われます。
「こんなことない」とは?
「こんなことない」とは、元々は「このようなことはない」という言葉をカジュアルに言いやすくした表現です。
一般的には起きたことを否定したいという時に使われます。
「そんなことない」と「こんなことない」の違い
「そんなことない」と「こんなことない」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何か見えているものを否定したいという気持ちの現れでsるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、自分からある程度離れていること、あるいは客観的な見方をベースにしているのが「そんなことない」であり、自分のすぐそばのこと、あるいは自分のことをベースにしているのが「こんなことない」という表現であるということになります。
例えば、後述の例文のように、「あの人が言っていること」は自分ではなく遠くの人のことなので「そんなことない」が適切で、「自分の能力に関することは当然自分のことなので「こんなことない」が適切ということです。
「そんなことない」の例文
・『あの人に限ってそんなことない』
・『そんなことないと言ってもらえて嬉しいです』
「こんなことない」の例文
・『私が3キロ程度でもうバテるなんて、いつもはこんなことない』
・『こんなことないと主張してもわかってもらえないでしょう』
まとめ
この記事では、「そんなことない」と「こんなことない」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。