ミレニアムと呼ばれた2000年の直前に誕生した「2ch」という掲示板はその後ユーザー数と記事の数を圧倒的に増やし、なんでも扱う巨大掲示板になりました。
 それでは、この「2ch」とはどういう意味でしょうか。
 また、「5ch」とは、どう違うのでしょうか。
 この記事では、「2ch」と「5ch」の違いを分かりやすく説明していきます。
「2ch」とは?
「2ch」とは、「2ちゃんねる」とも呼ばれるもので、1999年にひろゆき氏が作った匿名掲示板のことです。
 さまざまな内容の書き込みが行われることで多くのユーザーを獲得しましたが、書き込みが原因となる多くの事件もありました。
 2009年にシンガポールの会社にオーナーが移り、その後はアメリカのジム・ワトキンスにわたりました。
「5ch」とは?
「5ch」とは、「5ちゃんねる」とも呼ばれるもので、2017年にもともと「2ch」であったものが名前だけを変えたものです。
 前述のように元々のオーナーであったひろゆき氏が「2ch」を手放した(乗っ取られた?詳細不明)後、日本における商標権を獲得したため、争いを避けるために名前を「5ch」に変更しました。
「2ch」と「5ch」の違い
「2ch」と「5ch」の違いを、分かりやすく解説します。
 この2つは、巨大掲示板の「2ちゃんねる」が元になっているということは同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
 この2つの違いを最も簡単に説明するなら、基本的には「2ch」が名前を変えて「5ch」になったので、中身は同じということになります。
 前の項ですでに説明したように、「2ch」と呼ばれる物にはオリジナルの「2ch. net」と、後からできた「2ch. sc」があり、「2ch. net」の方がそのままドメイン名と名前を変えて「5ch」になりました。
 したがって、「2ch. net」と「5ch. net」は同じものですが、「2ch. net」を手放した後にひろゆき氏が作った「2ch. sc」は「2ch. net」とは運営も内容も基本的には違う物です。
まとめ
 この記事では、「2ch」と「5ch」の違いを、解説してきました。
 序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
 この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。



