「当てる」と「当たる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「当てる」と「当たる」の違いとは?違い

この記事では、「当てる」「当たる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「当てる」とは?

自分が予想して番号を一致させることを「当てる」【あてる】といいます。

自動詞として使われている言葉であり、自らが行動して物事に取り掛かるといった意味で使う言葉です。

球を敵に向けてぶつける行為を指す言葉でもあり、命中させます。

「宝くじを当てる」といった言い方して、おおよそ番号を予測しては当たるように祈り、現実のものとなった状態を表す言葉です。


「当たる」とは?

懸賞に応募して選ばれることを「当たる」【あたる】といいます。

「宝くじが当たる」というように、自分の考えで番号を選んで購入した予想が一致した状況を指すわけです。

他にも球が人の顔に「当たる」といえば、意識はしていないのに手元が狂い、たまたま当たってしまった状況を指します。

主に、物が人に接触したり、正式な回答と一致するとき使う言葉です。


「当てる」と「当たる」の違い

「当てる」「当たる」の違いを、分かりやすく解説します。

自らが予想して答えを命中させる行為を「当てる」といいます。

また、わざと友人を振り向かせるため球をぶつけて気付かせたり、動物の名前を考えて伝えたときに当たるといった意味がある言葉です。

もう一方の「当たる」は正式な観光地名を伝えたり、参加するために応募したとき選ばれるという意味があります。

「当てる」は自らの行為によって起きるものですが、「当たる」は人が投げてきた物が自分に命中するときに使える言葉です。

「当てる」の例文

・『球を人形に当てると、大きな雄たけびをあげて後ろに倒れた』
・『施設名を当てると、1名無料の入場券が郵送で送られてきた』

「当たる」の例文

・『保険の資料を取り寄せると、海産物が当たると聞いて問い合わせた』
・『怒った彼女が振り回す鞄が顔に当たると、頬が腫れてしまった』

まとめ

「当」という漢字は同じ言葉ですが、「て」「た」の違いにより使い方が異なります。

どのような場面で使うかに注目して、使いこなしてみましょう。

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