「誘惑」と「勧誘」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「誘惑」と「勧誘」の違いとは?違い

この記事では、「誘惑」「勧誘」の違いを分かりやすく説明していきます。

「誘惑」とは?

よくないことに誘い込むこと、人の心を迷わせて悪い事柄をするように働きかけること、という意味です。

食べたい気持ちのことで説明をします。

レストランで食事をして、お腹いっぱいの状態です。

ダイエットをしているので、本当はお腹いっぱいまで食べない方がよいのですが、今日は自分へのご褒美として食べることにしました。

これ以上食べると体重に影響が出るので、もう食べてはいけないと思っています。

しかし、隣の席の人がおいしそうなケーキを食べているところを見て、自分も食べたくなってしまいました。

ダイエットをしているので、カロリーが高いケーキを食べるのはよくありません。

でも、食べたいと心が迷っています。

これを「ケーキの誘惑」といいます。

ここで食べてしまうと「誘惑に負ける」といいます。


「勧誘」とは?

あることをするようにすすめ誘うことという意味です。

部活動のことで説明をします。

高校では、新1年生が入学をすると、部活動に入るようにすすめる活動が行われます。

各部活動が、「野球部に入りませんか」「ぜひ書道部に入ってください」など1年生を誘います。

部活動に入るように誘うこの行為をこの言葉は意味しています。

部活動に入るようにすすめることだけを意味するのではありません。

保険に入るように、セミナーを受けるようになど、何かをするようにすすめ誘うことを意味する言葉です。


「誘惑」と「勧誘」の違い

「誘惑」「勧誘」の違いを、分かりやすく解説します。

前者には、悪いことをするように働きかけること、心を迷わせて誘い込むことという意味があります。

誘うものは悪いものです。

後者には、あることをするようにすすめ誘うことという意味があります。

そのものが悪いものなのか、好ましいものなのかという意味は含まれていません。

まとめ

誘うという意味合いを持つ2つの言葉ですが、一方は誘うものが悪いもので、もう一方は悪いこともあればそうでないこともあります。

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