「相まって」と「重なり合って」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「相まって」と「重なり合って」の違いとは?違い

毎年、夏のシーズンには高校野球が話題になります。

本大会に出場するようなチームはそれなりに苦労もして、いろいろなものを乗り越えてきています。

ただ、試合の内容だけではなくそのバックにある想いと「相まって」テンションは上がり、思わず応援してしまいます。

それでは、この「相まって」とはどういう意味でしょうか。

また、「重なり合って」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「相まって」「重なり合って」の違いを分かりやすく説明していきます。

「相まって」とは?

「相まって」とは、「あいまって」と読み、一般的には何か一つのことだけではなく、他の要因と一緒になって相乗効果をもたらすという意味で使われます。


「重なり合って」とは?

「重なり合って」とは、「かさなりあって」と読み、単一のことだけではなく複数のことが同時に怒ることによって通常とは違う状況になることを表す言葉です。


「相まって」と「重なり合って」の違い

「相まって」「重なり合って」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、複数の要因が絡み合って別の状況になるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、複数の事項がお互いに影響しあって別の状況を生み出すのが「相まって」であり、複数のことが単純に一度に起こるよる効果というのが「重なり合って」ということになります。

言い換えるならば、影響試合っているのが「相まって」で、「影響は重なったことであるのが「重なり合って」となります。

「相まって」の例文

・『このドラマは、シナリオの巧みさとキャストの実力が相まって、魅力的な作品になっています』
・『夏の暑さとファンの熱さが相まって、独特の雰囲気を作り出しています』

「重なり合って」の例文

・『この映画は、作者の想いと見る人の感動が重なり合って応援上映を盛り上げています』
・『幸運なことが重なり合って、かえって不安になります』

まとめ

この記事では、「相まって」「重なり合って」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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