「無口」と「無言」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「無口」と「無言」の違いとは?違い

この記事では、「無口」「無言」の違いを分かりやすく説明していきます。

「無口」とは?

口数が少ないこと、またそのさまやその人という意味です。

ものをいう回数が少ないことで、まったく言葉を発しないのではありません。

少しは言葉を出すのですが、その数が少ないことをいいます。

人見知りをしやすい人は、自分から話すことが少なくなりがちです。

また、会話のテンポについていけないときも、口数が少なくなる傾向があります。

どこで口を挟んだらいいのかわからなかったり、話の内容についていけなかったりすると、自然と言葉の数が減ってしまいます。

おしゃべりが好きではなく聞き役をする人もこの傾向があります。


「無言」とは?

ものを言わないことという意味です。

まったく言葉を発しないことをいいます。

たとえば、Aさんに質問をしたとします。

質問をしたら、それに答えてくれるものと思うでしょう。

しかし、Aさんは何も言いません。

答えを考えているのだろうと思ってしばらく待っても黙った状態です。

このときのAさんの様子を意味します。

何かに集中しているときもこのような状態になります。

試験に向けて必死に勉強をして集中しているときは、このような状態になります。

車の運転に自信がない人は、運転中はこのような状態になることがあります。

運転に集中をしていて、同乗者と会話をすることができないのです。


「無口」と「無言」の違い

「無口」「無言」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉にも「無」という漢字が使われており、似たような意味を持っているのですが、同じことではありません。

前者はものを言う回数が少ないことです。

まったく言葉を発しないのではありません。

後者はものを言わないことで、まったく言葉を発しません。

数は少ないけれど何かを言うことはあるのか、まったく言わないのかという点に違いがあります。

まとめ

ものを言う回数が少ないことなのか、まったく言わないことなのかという点に違いがあります。

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