この記事では、「添削」と「採点」の違いを分かりやすく説明していきます。
「添削」とは?
「添削」は「てんさく」と読みます。
意味は、「他人の答案・文章などの誤りを正したり、より適切な表現にするために、書き加えたり、取り除いたりする箇所を示すこと」です。
赤ペンを使用し、不適切な箇所を指摘して改め直したり、誤りでなくても、必要に応じて補足説明を加えてより理解し易くするなど、指導すること目的としています。
「添削」の言葉の使い方
「添削」は名詞として「添削する・した」「添削を受ける」「添削業務」などと使われます。
「添」は「そ(える)」とも読み「そばにつけ加える」という意味、「削」は「けず(る)」とも読み「そぐ」「のぞく」「へらす」という意味、「添削」で、「文字に説明を付け加えたり、不要な部分を取り除く作業」になります。
基本的に、正誤の判断だけではなく、正しい場合でも必要に応じて付け足したり、省いたりすることに使われます。
「採点」とは?
「採点」は「さいてん」と読みます。
意味は、「あるものを評価して点数を付けること」です。
人の作品や答案、物の良し悪しなどについて、基準に沿って判断し、点数で表すことです。
用紙にマル・バツ・三角、またはそれぞれの配点を記入することを表し、補足説明などは含まれません。
「採点」の言葉の使い方
「採点」は名詞として「採点する・した」「採点が甘い」などと使われます。
「採」は「と(る)」とも読み「取り出す」「えらびとる」という意味、「点」は「小さなしるし」から転じて「評価やその数値」という意味、「採点」で「基準に合わせて評価や数値をとりいれること」になります。
基本的に、人や物の優劣を判断するために、数値を付けることに使われます。
「添削」と「採点」の違い
「添削」は「文字に説明を付け加えたり、不要な部分を取り除く作業」です。
「採点」は「基準に合わせて評価や数値をとりいれること」です。
まとめ
今回は「添削」と「採点」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。