この記事では、「大げさ」と「針小棒大」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大げさ」とは?
「大げさ」とは、物事を実際のこと以上に誇張すること、また誇張されたことを意味します。
実際のこと以上に誇張して話しをすることや見せたりすることなどが「大げさ」です。
「大げさな話」や「大げさな芝居」「大げさな文章」「大げさな歓迎」などといった形で使用します。
言い換えれば、「オーバー」や「仰仰しい」「誇大」「過剰」などになります。
「針小棒大」とは?
「針小棒大」は「しんしょうぼうだい」と読みます。
小さな針と大きな棒と書く「針小棒大」。
その言葉の通り、実際には小さな針なのにそれを大きな棒のように言うことを意味します。
些細なことに対し大きく誇張して言うことが「針小棒大」。
「針小棒大な作り話」や「針小棒大に言いふらす」「針小棒大に話す癖」などといった形で使用します。
言い換えれば、「誇張」や「過大評価」「大風呂敷」などになります。
「大げさ」と「針小棒大」の違い
「大げさ」と「針小棒大」の違いを、分かりやすく解説します。
「大げさ」と「針小棒大」は基本的に同じ意味を持つ言葉です。
「大げさ」は、話を大きくして伝えること。
「針小棒大」は、実際は些細なことを大きくして伝えること。
どちらも、すべてが嘘ではなく事実があったうえで、その事実を誇張することを意味します。
すべてが嘘ではなく、「大げさ」と「針小棒大」のどちらも、もとは事実であるといった共通点があります。
「大げさ」の例文
・『彼の話は、いつも大げさで困ります』
・『あまりにも大げさな歓迎会だったので少し恥ずかしかったです』
「針小棒大」の例文
・『彼女には針小棒大に言いふらす癖があります』
・『母が言うことは、いつも針小棒大だから家族はみんな話半分に聞くようにしています』
まとめ
以上のように、「大げさ」と「針小棒大」はほぼ同じ意味を持つ言葉になります。
