「期待する」と「予期する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「期待する」と「予期する」の違いとは?違い

この記事では、「期待する」「予期する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「期待する」とは?

「期待する」「期待」は、実現するだろうと望みをかけて待ち受けることを意味します。

つまり、「期待する」とは、実現するだろうと望みをかけて待ち受けること、心待ちにすることを意味します。

例えば、「息子の合格を期待する」の場合、息子が合格するだろうと心待ちにしていることを意味します。

そのほか、「活躍を期待する」「成功を期待する」「お小遣いアップを期待する」などといった形で使用します。


「予期する」とは?

「予期する」「予期」には、前もって期待することといった意味があります。

未来にどのようなことが起きるのか。

そのことを想像して待ち受けることが「予期する」になります。

単に予想するのではなく、そのことに対し実現する期待感が含まれている言葉が「予期する」です。

例えば、「彼からの返事を予期する」の場合、彼から返事があることを期待しているといった意味になります。

そのほか、「最悪の事態を予期する」「変動を予期する」などといった形で使用します。


「期待する」と「予期する」の違い

「期待する」「予期する」の違いを、分かりやすく解説します。

「期待する」「予期する」は、どちらも、未来の出来事に関する言葉になります。

そのうえで、「期待する」は主観的な意味合いが強く希望を抱き心待ちにすることを意味する言葉になります。

一方、「予期する」は客観的な意味合いが強く、情報などを踏まえたうえで未来を想像し待ち受けるといった意味になります。

「期待する」の例文

・『彼の大きな成長を期待する』
・『塾に通い始めた息子の成績アップを期待する』

「予期する」の例文

・『株の変動を予期することは本当に難しい』
・『しっかりと悪い面も見たうえで最悪を予期する』

まとめ

「期待する」「予期する」は、同じ未来の出来事に関する言葉でも以上のような違いのある言葉になります。

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