この記事では、「真っ直ぐ」と「直進」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「真っ直ぐ」とは?
曲がっているところがないことを「真っ直ぐ」【まっすぐ】といいます。
右、左に折れ曲がることもなく、どこまでも「真っ直ぐ歩いて行く」と伝えては目的地まで到着するわけです。
このようなところから「真っ直ぐな性格」というように、捻くれたり、曲がった考えしない素直な人を指して褒める言葉としても使われています。
「直進」とは?
どこにも曲がらず、道路を一直線に突き進むことを「直進」【ちょくしん】といいます。
このようなところから悩むのではなく、自分が思ったようにためらわずどこまでも突き進むという意味で使う言葉です。
また、「直進するように川の水が流れる」といって、止ることなくどこまでも勢いよく流れていくさまを表します。
「真っ直ぐ」と「直進」の違い
ここでは「真っ直ぐ」と「直進」の違いを、分かりやすく解説します。
捻くれたところがなく、考え方を曲げずに物事を素直にできる人を「真っ直ぐ」といいます。
どこにも誘惑されず、寄り道することもなく目的地に行く強い気持ちを持って到着するために努力するという意味で使われている言葉です。
もう一方の「直進」は右折、左折はせず、この道をどこまでも進めと伝えるとき使います。
また、勢いよく水が流れたり、「直進伝播」【ちょくしんでんぱん】する光を表すときにも使われている言葉です。
「真っ直ぐ」の例文
・『寄り道せず、自転車で真っ直ぐ姉の家へ行った』
・『真っ直ぐな気持ちで彼女と向き合うよう心がけた』
「直進」の例文
・『直進に進むと突き当たりに犬用の服を売る店があった』
・『テレビに映像を映すためには直進電波が必要である』
まとめ
ほぼ同じ意味で使われている言葉ではありますが、表し方に違いが見られます。
どのような使い方するか調べて、うまくその状況を言葉にしてみるのもいいでしょう。