「生きている」と「生きていく」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「生きている」と「生きていく」の違いとは?違い

この記事では、「生きている」「生きていく」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「生きている」とは?

今を生きる人は人生を積み上げていくため前進する自分の様を「生きている」【いきている】といいます。

「いる」と書くことで現在進行形を表す言葉となり、地面を両足で踏みしめて1歩ずつ自分が目標としていることをやり遂げるのです。

与えられた命をまっとうするため食事したり、寝る以外に学ぶ、趣味を楽しむ、健康を考えて体力をつけて元気良く生きます。


「生きていく」とは?

この先、何があっても前向きな気持ちで人生をまっとうするという決意の表れでもあるのが「生きていく」【いきていく】です。

過酷な運命に嘆くことなく、どのようにすればうまく問題を乗り越えて生きられるかを考えます。

ときに知恵を持って挑戦して乗り越えては、また生きるとは何か学ぶのもまた大事なところです。

「なにが起きても怯まず生きていく」といった使い方して、人生を謳歌します。


「生きている」と「生きていく」の違い

ここでは「生きている」「生きていく」の違いを、分かりやすく解説します。

命ある生き物の心臓が動いている状態で厳しい環境にも負けず、与えられた役目をこなしては突き進むのが「生きている」といいます。

「今日も生きている」といえば、目覚めてから充実した1日を過ごしている現状に満足する気持ちを表すのです。

もう一方の「生きていく」は与えられた命がある限り、仕事や恋愛、趣味などすべてを努力してこれからも生きると誓います。

「生きている」の例文

・『妹はお菓子と炭酸飲料だけで生きているところが凄い』
・『戦地から帰って来た兄は90歳になっても生きている』

「生きていく」の例文

・『何事にも怯まず、強い心を持って前向きに生きていく』
・『自分に与えられた宿命に立ち向かいながら生きていく』

まとめ

人が生きるという部分に焦点を当てた言葉ですが、少し語尾が違うだけで現在進行形なのか、決意を表すところが異なると覚えておくといいでしょう。

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