この記事では、「征服欲」と「独占欲」の違いを分かりやすく説明していきます。
「征服欲」とは?
「征服欲」とは対象を自分の思うように扱いたいという欲求です。
特になんらかの力による上下関係を作り、それで上に立つことによって自分の好きなように扱える立場になりたいというものを指します。
そうして思い通りにできるようになったら独り占めすることもあれば、その恩恵を誰かに与えるかどうかも自分の好きにできることに喜びを見出す人もいるでしょう。
征服欲を満たし好きにできるようになったあと何をするかに関わらず、自分が主導権を握るのが重要というのが征服欲です。
「独占欲」とは?
「独占欲」とは対象を誰にも渡したくないという欲求です。
独占欲という文字通り独り占めしたいと欲する感情を指します。
人間関係においては他の誰とも関わらせたくない思ってもそうはいかないので、しばしば相手の行動を束縛したり相手を支配しようという考えに繋がりますが、独占欲はあくまでも誰にも渡したくない独り占めしたいという感情部分だけです。
「征服欲」と「独占欲」の違い
「征服欲」と「独占欲」の違いを、分かりやすく解説します。
対象と力関係で上に立ち自分の思い通りにしたいという欲求が「征服欲」で、対象を独り占めし誰にも渡したくないという欲求が「独占欲」です。
「征服欲」は主導権を自分が握ることが重要であり独占したいと思うかどうかは人によりますが、「独占欲」は独り占めすることが重要であり主導権を握り思い通りにしようとするのは独占するための手段でしかありません。
まとめ
何かを思い通りにしたいのが「征服欲」で、「独占欲」は独り占めしたいという欲求です。
どちらも思い通りにできる関係性を作り独り占めするという結果を目指すことが多いですが、「征服欲」の場合は思い通りにできるから自分だけのものにするという流れの結果であり、「独占欲」の場合は自分だけのものにしたいからその手段として自分の思い通りにできる関係性を構築した結果です。