「嫌う」と「嫌がる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「嫌う」と「嫌がる」の違いとは?違い

この記事では、「嫌う」「嫌がる」の意味や違いをわかりやすく説明していきます。

「嫌う」とは?

負の感情を抱いてしまう対象に対し、受け付けないことを「嫌う」【きらう】といいます。

例えば、自分の味覚に合わない食べ物であったり、好みではないものを寄せ付けない内面的な感情を、態度やその場から逃げるといった行動で表すのです。

とくに、自分が嫌悪感を抱く人や性格の人や、苦手な形や色の生き物に対して如実に嫌いという気持ちを伝えます。


「嫌がる」とは?

過去に嫌がらせしてきた相手と関わりを持ちたくないと避けたり、距離を置く行動は「嫌がる」【いやがる】気持ちを表す行動です。

例えば、友人であってもしつこくしてくる行動に対して無理なので近寄るなと態度や表情で嫌な気持ちを伝えます。

また、相手の顔や見た目、話し方が好きではないとき、避けたいと思う気持ちを表情や態度で分かりやすく表して遠ざけるのです。


「嫌う」と「嫌がる」の違い

「嫌う」「嫌がる」の違いを、分かりやすく解説します。

気に入らないとき、自分の方から相手に対して受け入れない感情を示すことを「嫌う」といいます。

「嫌う」相手は初対面の人も含めて、何度会っても話したくない、近寄って欲しくないと最初から頑なに拒否する気持ちを伝えるのです。

もう一方の「嫌がる」は友人や家族といった親しい人であっても自分が無理と感じることを強引にやらせたり、気持ち悪いものを押し付けてくるとき受け付けない気持ちを態度でも表します。

「嫌う」の例文

・『1番下の娘は虫が苦手で、見ただけで逃げるほど嫌う』
・『嫌う気持ちを態度で示したが、男性は気が付かなかった』

「嫌がる」の例文

・『娘は親が入った後の風呂に入ることを頑なに嫌がる』
・『男の子は思春期になると、妹でも部屋に入ると嫌がる』

まとめ

「嫌」という感情を如実に表す言葉を2つご紹介しましたが、どういった態度や表情を見せるときに使えばより嫌う気持ちを伝えられるか伝えてみましょう。

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