「噂」と「デマ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「噂」と「デマ」の違いとは?違い

この記事では、「噂」「デマ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「噂」とは?

噂とは、事実であるかどうかに関わらず世間で言いふらされている話のことをいいます。

また、そこにいない人についてあれこれ話すことやその話のことを指す場合もあります。

噂には事実である話の場合もありますし、全く根拠がなく事実でもない話の場合もあります。

「噂をする」とか「噂を広める」といった使い方をします。

人の噂も七十五日といったことわざもあり、人が色々と噂をしても75日もすれば忘れられるという意味です。


「デマ」とは?

デマとは、事実に反する噂のことをいいます。

デマの語源はドイツ語のdemagogie(デマゴギー)で、政治的な意図で民衆を扇動するために流す虚偽の情報のことを指していました。

現在では、政治的かどうかに関係なく虚偽の情報という意味で用いられています。


「噂」と「デマ」の違い

噂は事実かどうかに関わらず世間で言いふらされている話のことですが、デマは事実に反して世間で言いふらされている話のことです。

噂はデマとは異なり、話が事実の場合もあります。

デマは事実ではありません。

「噂」の例文

・『彼女は職場で先輩と不倫をしていると噂を立てられたが全くの嘘だ』
・『あの会社はもうじき倒産すると噂になっている』
・『噂によると先生は、日本を出て念願だった海外に移住されたらしい』

「デマ」の例文

・『インターネットの世界では信頼できる話よりもデマの方が拡散されやすい』
・『わが社が不正に関わったというのは全くのデマなので信じないでほしい』
・『殺された被害者の妻が犯人だというのはデマだった』

まとめ

噂もデマも世間で言いふらされている話のことをいいます。

噂には事実である話もありますし、事実ではない話もあります。

それに対してデマは、事実とは反する話になります。

事実ではない噂のことをデマと呼んでいるのです。

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