「向かう」と「向かわれる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「向かう」と「向かわれる」の違いとは?違い

この記事では、「向かう」「向かわれる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「向かう」とは?

「向かう」「ある物や方向を正面に見るように位置する」「顔や体をその方法へ向ける」「相手とする」「ある方向をさして動いていく」「歯向かう」「対抗する」「相当する」「匹敵する」「向かうようにする」という意味を含める言葉です。


「向かう」の使い方

「向かう」は動詞として使われています。


「向かわれる」とは?

「向かわれる」は動詞「向かう」に尊敬を表す助動詞「れる」が付いて変化した敬語表現です。

「向かわれる」は尊敬語なので相手の「向かう」という行為に対して使用することができます。

したがって、自分の「向かう」という行為に対して使用すると不適切となるので注意しましょう。

「向かわれる」の使い方

「向かわれる」「向かう」の敬語表現として使われています。

「向かう」と「向かわれる」の違い

「ある物や方向を正面に見るように位置する」「顔や体をその方法へ向ける」などの意味を表す言葉が「向かう」です。

そして、その「向かう」を尊敬語にした言葉が「向かわれる」になります。

「向かう」の例文

・『窓に向かうように整列してください』
・『友達が人手を必要としているので手伝いに向かう』
・『出発したらまず電車に乗って、途中でバスに乗り換えて目的地へ向かう』
・『たった数人で大勢の敵へと向かう』
・『困難な課題だろうが私たちは果敢に立ち向かう』

「向かわれる」の例文

・『○○様が今そちらに向かわれました』
・『○○さんがそちらの対応に向かわれたようです』
・『○○様は今朝、別の営業所へ向かわれました』
・『○○様は○○様へご挨拶に向かわれた後にこちらへいらっしゃるそうです』
・『○○様は先程、商談に向かわれたと連絡がありました』

まとめ

「向かう」を尊敬語にした表現が「向かわれる」ということでした。

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