「募る」と「募集」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「募る」と「募集」の違いとは?違い

この記事では、「募る」「募集」の違いを分かりやすく説明していきます。

「募る」とは?

募るは、つのると読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、招き集めるといった意味を持っている募の漢字に、平仮名のるを付け足す事で成立した言葉となっています。

故に募るは、広い範囲に呼び掛けて集めるという意味を表すのです。

他にも、こうじるやますます激しくなる、という意味にも使われる言葉となっています。


「募集」とは?

募集は、ぼしゅうと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、広く求めるとかつのるという意味を有する募の漢字に、あつめるやつどう等の意味がある集の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。

以上の事から募集は、広く呼び掛けた上で必要な人材とか物を集める事を示すのです。

具体的には、会員を募集するとか、社員を募集する、といった用い方を見掛ける事が出来る言葉となっています。


「募る」と「募集」の違い

募ると募集の文字表記を比較してみると、ると集という文字の違いがある事に直ぐに気付けるものです。

所が最初の募の漢字は同じであり、更にどちらも、広く呼び掛け人材等を集める、という同じ意味を所有しています。

なので同じ様な意味合いを持つ言葉として、同じ場面で使う事も出来ますが、違いも見出す事も可能です。

そもそも同じ様な意味でも、募集よりも募るの方が少しかたい表現となります。

その上、募るは、ますます激しくなる、という意味の言葉としても使用されているのです。

まとめ

2つの言葉には、共通する漢字が存在しているだけではありません。

共に、広い範囲に呼び掛け集めるという同じ意味を持つ言葉同士です。

ただし意味は同じでも、募るの方が幾分かたい表現となっています。

加えて募るは、ますます激しくなるとか、激化するといった意味の言葉としても用いられているのです。

違い
違い比較辞典