「つまり」と「だから」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「つまり」と「だから」の違いとは?違い

この記事では、「つまり」「だから」の違いを分かりやすく説明していきます。

「つまり」とは?

「つまり」とは先に述べられた内容をわかりやすく言い換える際の言葉です。

特徴を逐一説明した後に一言でまとめたり、逆に慣用句や名称を述べた後にそれの詳細を説明するという場合に、つなげる言葉として使われます。

先の説明では内容や意味を理解できなかったかも知れないから、理解しやすいよう他の形での説明もするというのに使われる言葉であり、つまりの後に続くものは先述の文を言い換えたものになります。


「だから」とは?

「だから」とは先に述べたことを受けて後に述べる事が起きることを表す言葉です。

なんらかの物事が別の物事を引き起こすことはありふれていますが、先に説明したことがあったからこそ、後に説明することがおきたというのを表すための言葉であり、だからという言葉を入れるだけでそれぞれの物事の関係を簡潔に伝えられます。


「つまり」と「だから」の違い

「つまり」「だから」の違いを、分かりやすく解説します。

先に述べたことをわかりやすい別の形に言い換えるために使うのが「つまり」で、先に述べたことがあったから後に述べることが起きたことを表すのが「だから」です。

「つまり」は先の説明をわかりやすいように違う形にして説明しただけで述べている物事は同じですが、「だから」は物事の原因とそれを受けて起きたことという関係を表し述べているものはどちらも別の物事になります。

「つまり」の例文

・『待ち合わせは今度の日曜、つまり4日後だ』
・『9時集合で9時に目が覚めたということは、つまり遅刻が確定しているということだ』

「だから」の例文

・『台風が急接近中だからしばらく外出は控える』
・『急な来客だからもてなす準備ができていない』

まとめ

「つまり」は他の言い方をして説明するための言葉であり、「だから」はそれぞれの物事の関係性を表す言葉という違いがあります。

中にはどちらを使っても問題ない文章もありますが相互に言い換えて使える場面は多くないので、同じ意味の言葉と認識していると間違った文章になってしまうでしょう。

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