「壊す」と「潰す」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「壊す」と「潰す」の違いとは?違い

この記事では、「壊す」「潰す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「壊す」とは?

物に力をも加えて元の形を崩したり、失わせたりする、本来の機能を失わせる、まとまっていた状態や物事を崩してダメにする、という意味があります。

ここにおもちゃがあるとします。

そのおもちゃをハンマーで叩いて、元の形を崩しました。

これを「おもちゃを壊す」といいます。

へんなものを食べてしまったのか、お腹が痛いです。

これは「お腹を壊す」といいます。

お腹の本来の機能が失われてしまった状態です。

お見合いをして、縁談がまとまりました。

しかし、一方の気が変わって、まとまっていた話をなかったことにしてしまいました。

これは「縁談を壊す」といいます。


「潰す」とは?

物に力を加えて元の形を崩す、本来の働きができないようにする、家や会社が成り立たない状態にする、空いている時間を何かをして過ごす、という意味があります。

物に力を加えて元の形を崩すという意味では、垂直方向に力を加えてぺしゃんこにすることをいう場合が多いです。

マッシュポテトを作るとします。

ボウルにゆでたじゃがいもを入れて、マッシャーなどで垂直方向にじゃがいもに力を入れていきます。

このときに行っている行為が、この言葉が意味するものです。

空いている時間を何かをして過ごすとは、「テレビを見て暇を潰す」といったことをいいます。


「壊す」と「潰す」の違い

「壊す」「潰す」の違いを、分かりやすく解説します。

物に力を加えて元の形を崩すという意味が似ています。

後者は、垂直方向に力を加えてぺしゃんこにすることをいう場合が多いです。

空のペットボトルを踏みつぶしてぺしゃんこにする、といったことがこれにあてはまります。

前者は力を加える方向は関係なく、その外形を失わせることをいいます。

まとめ

物に力を加えて形を崩すという意味が似ていますが、どのように力を加えるのか、どういった外形にするのかという点に違いがあります。

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