「削る」と「添削」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「削る」と「添削」の違いとは?違い

この記事では、「削る」「添削」の違いを分かりやすく説明していきます。

「削る」とは?

この言葉の主な意味は3つあります。

1つめは物の表面を刃物で薄く切り取るです。

すでに粉のようになっているかつお節が売られていますが、自分で薄くして作ることもできます。

塊になっているかつお節を専用の道具を使って薄い状態にしていくのです。

これを「かつお節を削る」といいます。

2つめは一部分を取り除いて全体の量を減らすです。

たとえば、ある事柄をするのに5万円の費用があてられていたとします。

しかし、事情によって3万円になりました。

これを「予算を削る」といいます。

3つめは全体からある部分を取り除くです。

原稿用紙3枚に及ぶ作文を書きました。

しかし、2枚におさめるように求められているので、ある程度の量の文章を取り除かなければなりません。

このことを「文章を削る」といいます。


「添削」とは?

他人が書いた詩歌・文章・答案などに手を加えて改め直すことです。

自分が書いたものではなく、他人が書いたものに加えたり、取り除いたりして直すことをいいます。

たとえば、受験に向けて英文を書く練習をしているとします。

自分ではこの表現で正しいのかわからないので、英語の先生にみてもらうことにしました。

間違いがあったようで、英語の先生は間違いの部分に手を加えて、正しいものを書いてくれました。

他人が書いたものに手を加えて直しているのです。

この行為をいう言葉です。

何かを加える場合も、一部を取り除くこともいいます。


「削る」と「添削」の違い

「削る」「添削」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は取り除くという意味です。

物事の一部を取り除くことや、文章の一部を取り除くことなど、さまざまな事柄についていいます。

そのものが自分の作ったものであるのか、他人が作ったものであるのかは関係ありません。

後者は、他人が書いた詩歌や文章などに手を加えて直すことです。

取り除くことだけでなく、加えることもいいます。

また、自分が書いたものではなく、他人が書いたものです。

まとめ

他人が書いたものだけをいうのか、それ以外の事柄についてもいうのか、取り除くことだけなのか、加えることもいうのか、といった点に違いがあります。

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