「に志望する」と「を志望する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「に志望する」と「を志望する」の違いとは?違い

この記事では、「に志望する」「を志望する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「に志望する」とは?

まず、「志望」「自分はこうなりたいやこうしたいと望むことやその内容」を意味する言葉であり、その「志望」を動詞にした言葉が「志望する」になります。

そして、その「志望する」へ助詞の「に」を付け加えたフレーズが「に志望する」になります。


「に志望する」の使い方

「に志望する」「大学に志望する」「あの企業に志望する」のように使われています。


「を志望する」とは?

「志望する」へ助詞の「を」を付け加えたフレーズが「を志望する」になります。

「を志望する」の使い方

「を志望する」「公務員を志望する」「医学部を志望する」のように使われています。

「に志望する」と「を志望する」の違い

「に志望する」「を志望する」はどちらも「自分はこうなりたいやこうしたいと望むことやその内容」を意味するフレーズです。

ただし、「に」は基本的に目的地や舞台を対象にして使われるのに対し、「を」は対象を限定せずに広い範囲で使用することができます。

したがって、「に志望する」よりも「を志望する」という表現の方が多く使われていると言えるでしょう。

「に志望する」の例文

・『彼は地元を出て、都会の学校に志望することにした』
・『彼女は色々悩んだ末、医療関係の専門学校に志望するようだ』
・『IT業界に志望する人たち向けのセミナーが開催された』

「を志望する」の例文

・『彼は自分の成績なら十分に通用すると考え、難関大学を志望することにした』
・『彼女は子どもの頃からの憧れであるアパレル業界を志望することにした』
・『大企業を志望する多くの学生たちの中から、選りすぐりの人材が選考された』

まとめ

「に志望する」「を志望する」はどちらも同じような意味を表すフレーズですが、「を志望する」という表現の方が比較的多く使われているということでした。

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