この記事では、「すんなり」と「すらすら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「すんなり」とは?
「すんなり」とは、しなやかでほっそりしているさま、物事が滞ることなく滑らかに進むさまを意味します。
例えば、「すんなりと話が通る」の場合、話が滞ることなくスムーズに進むことを意味します。
また、「すんなりと通してもらうことができた」の場合、質問されることや確認されることなく、スムーズに道を進むことができたことを意味します。
言い換えれば、「円滑に」や「すっすっと」「とんとん拍子」「難なく」などになります。
「すらすら」とは?
「すらすら」とは、物事が滞ることなく滑らかに進行することを意味します。
例えば、「車がすらすらと進む」の場合、道が渋滞することなく進むことができたことを意味します。
また、「話がすらすらとまとまる」の場合、話の途中で問題が発生することもなくスムーズにまとめることができたことを意味します。
言い換えれば、「すいすい」や「さらっと」「ずんずん」「するする」などになります。
「すんなり」と「すらすら」の違い
「すんなり」と「すらすら」の違いを、分かりやすく解説します。
「すんなり」と「すらすら」のどちらも、物事がスムーズに進むことを意味する言葉です。
そのため、類語関係にあり、「すんなりと進む」「すらすらと進む」のように同じ意味として使用することも可能です。
そのうえで、「すんなり」は途中で邪魔になるような抵抗がないことを意味し「すらすら」は、途中で引っかかるようなことがないといった意味が強い言葉になります。
「すんなり」の例文
・『難しいと思われていた交渉がすんなりと終わりました』
・『お小遣いアップの交渉をすると、すんなりと承諾されました』
「すらすら」の例文
・『すらすらと進むことができたので、予定時間よりも早く到着することができました』
・『徹夜して覚えたので、テストではすらすらと単語を書くことができました』
まとめ
「すんなり」と「すらすら」は、以上のことから大きな違いはない言葉となります。