「おおらか」と「穏やか」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「おおらか」と「穏やか」の違いとは?違い

この記事では、「おおらか」「穏やか」の違いを分かりやすく説明していきます。

「おおらか」とは?

おおらかとは、心がゆったりしていることや細かいことは気にせず広い心をもっていることをいいます。

人柄や性格を表す時に使うことが多い言葉です。

漢字では「大らか」と書きます。

また、おおらかには分量が多いことを表す場合もあり、その際には「多らか」と書きます。

ただし、 「多らか」はほとんど使われていません。


「穏やか」とは?

穏やかとは、気持ちが落ち着いていて物静かな様子や温和な様子のことをいいます。

人柄や性格を表す場合もありますが、情景などを表現する場合もあります。

穏やかな海といえば、風がやんでいて波も高くない海面が静かな状態を指します。

また、性格や人柄を表す場合には、情緒が安定していて感情の起伏が大きくない人を指すことが多いです。

イライラしたり怒ったりすることがない人を穏やかと表現します。


「おおらか」と「穏やか」の違い

おおらかも穏やかも人柄や性格を表す言葉です。

どちらも心に余裕がありますが、おおらかは細かいことは気にしない性格を表しています。

穏やかの場合には、情緒が安定しているというニュアンスがあります。

また、穏やかは人に対してだけではなく、情景を表現する際などにも使われます。

波や風のない海を穏やかな海と表現することはありますが、おおらかな海とはいいません。

「おおらか」の例文

・『おおらかな両親のもとでのびのび育った』
・『上司がおおらかだとミスをしても打ち明けやすい』

「穏やか」の例文

・『普段は穏やかなAさんが顔を真っ赤にして怒っていたのでよっぽどのことがあったのだろう』
・『穏やかな海が荒れ始めた』

まとめ

おおらかは細かいことにあまりこだわらないことを表しています。

それに対して穏やかは、落ち着いていて物静かな様子や温和な様子を表しています。

穏やかは人柄や性格だけではなく、情景を表す時にも使用します。

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