この記事では、「セロリ」と「セルリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セロリ」とは?
「セロリ」セリ科オランダミツバ属(セロリ属)に分類されている一年草、または二年草のことで、淡色野菜です。
ヨーロッパから地中海沿岸地域が原産です。
「セロリ」の茎の長さは、30㎝〜75㎝くらいあります。
「セロリ」の開花時期は6月〜9月頃で、複散形花序の5弁花で、白色の小花が多数咲きます。
また、11月〜2月頃に野菜の収穫の旬を迎えます。
葉は互生の奇数羽状複葉で、縁は鋸歯です。
葉や葉柄などが食用や薬用に用いられています。
「セロリ」には強いクセのある香りがあります。
「セロリ」は中間種、黄色種、緑色種、赤色種、白色種があります。
日本では中間種と黄色種が栽培されています。
そして、「セロリ」はキアゲハの幼虫の食草にもなっています。
「セルリー」とは?
「セルリー」とは、淡色野菜の「セロリ」のことを意味しています。
日本の野菜生産出荷安定法では、「セルリー」となっています。
フランス語の「セルリ」が転訛して、英語の「セロリ」になったと言われています。
「セロリ」と「セルリー」の違い
「セロリ」と「セルリー」の違いを、分かりやすく解説します。
「セロリ」と「セルリー」は同じ淡色野菜を指しています。
「セロリ」は英語で、「セルリー」はフランス語からきています。
また、和名では「オランダミツバ」と呼びます。
「セロリ」と「セルリー」にはこのような違いが見られます。
まとめ
「セロリ」の別称には、「オランダミツバ(阿蘭陀三葉)」、「セルリー」などがあります。
また、「セロリ」の英語表記は「celery」になります。
さらに、フランス語の「セルリ」は「celeri」と表記します。
今回は「セロリ」と「セルリー」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「セロリ」と「セルリー」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。