この記事では、「タマサンゴ」と「フユサンゴ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タマサンゴ」とは?
「タマサンゴ(玉珊瑚)」とは、ナス科ナス属に分類されている非耐寒性常緑低木のことを表しています。
園芸では一年草扱いになっています。
「タマサンゴ」の樹高は20㎝〜50㎝程で、大きいものでは2mくらいあります。
「タマサンゴ」の原産は、ブラジル、ペルー、エクアドルなどの南アメリカです。
「タマサンゴ」の開花時期は5月〜11月頃で、5裂の白色の小花が咲きます。
花の径は1㎝〜1. 5㎝ほどです。
また、8月〜12月頃に果実がなります。
果実は径が1. 5㎝〜2㎝くらいの球形で、緑、黄色から橙色や赤色に熟していきます。
「タマサンゴ」の葉は緑色で、互生の単葉です。
葉の縁は全縁です。
「タマサンゴ」は庭木、盆栽、鉢花などの観賞用植物として利用されています。
「タマサンゴ」は花よりも、果実が赤くなっていく様子を観賞します。
そして、「タマサンゴ」の英語表記は「Jerusalem cherry」、「Madeira winter cherry」、「winter cherry」などになります。
「フユサンゴ」とは?
「フユサンゴ(冬珊瑚)」は「タマサンゴ」の別名になります。
他にも、「リュウノタマ(龍の珠・龍の玉・竜の玉)」などの別名があります。
「タマサンゴ」と「フユサンゴ」の違い
「タマサンゴ」と「フユサンゴ」の違いを、分かりやすく解説します。
「タマサンゴ」と「フユサンゴ」は同じ植物で、ナス科ナス属に属する非耐寒性常緑低木です。
そのため、「タマサンゴ」と「フユサンゴ」は呼び方が違うだけで、同じ植物を指しています。
まとめ
今回は「タマサンゴ」と「フユサンゴ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「タマサンゴ」と「フユサンゴ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。