「見に行く」と「観に行く」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見に行く」と「観に行く」の違いとは?違い

この記事では、「見に行く」「観に行く」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見に行く」とは?

自分の視覚で人の行動を楽しんだり、物の形や色を入眼に入れるといった意味がある行動を「見に行く」【みにいく】といいます。

とくに感情移入する作品ではなく、景色をただ見るため自ら行動する際に使う言葉です。

また、ガスメーターが正常に動いているか、工場でのラインに支障きたしても、何が原因で工程が止まっているか調べるため「見に行く」行動で原因を調べます。


「観に行く」とは?

念を入れて演劇や映画を楽しむことを「観に行く」【みにいく】といいます。

感情が凄く高ぶったり、強く惹き付けられては人生が大きく変わる映画や芸術作品を楽しむときに使う言葉です。

作品を楽しんだとき心が揺さぶられては感情が高ぶったり、踊りたくなる気持ちになる場合に使います。

「プロ野球観戦」というように、試合に参加して心を躍らせるのは「観に行く」を使うのです。


「見に行く」と「観に行く」の違い

「見に行く」「観に行く」の違いを、分かりやすく解説します。

視覚に焦点を当てている言葉が「見に行く」で、念や感情を込めて使うのが「観に行く」です。

美しい花の姿で癒されたり、心から喜び、躍る気持ちになれるライブといったとき「観に行く」を使い、気持ちを集中させては感情を高ぶらせて楽しむ場面で使います。

ただ、常用漢字表には「観る」という漢字はないので、正式な場所では「見に行く」と書いた方がいいでしょう。

「見に行く」の例文

・『水道管から漏れるので、外へ原因を見に行った』
・『秋には紅葉が美しい日光の滝を兄弟で見に行く』

「観に行く」の例文

・『若者を虜にする2人組みのライブを明日観に行く』
・『来週の土曜日は従兄弟と希少な睡蓮を観に行く』

まとめ

読み方は同じ言葉ですが、どのような場面で使えばいいか学び、どこへ行って何するか相手に分かりやすく伝えてみるといいでしょう。

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