「潮汐」と「潮位」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「潮汐」と「潮位」の違いとは?違い

この記事では、「潮汐」「潮位」の違いを分かりやすく説明していきます。

「潮汐」とは?

「潮汐(ちょうせき)」とは、海面の昇降現象のことを意味しています。

この現象は海岸などで見ることができます。

「潮汐」の主な原因としては、月と太陽の引力によって起こります。

この力を「潮汐力(ちょうせきりょく)」、または「起潮力(きちょうりょく)」と言います。

また、「潮汐」「潮の干満(しおのかんまん)」「潮の満ち干(しおのみちひ)」「潮の満ち引き」「潮合い(しおあい)」などとも呼ばれています。

そして、「潮汐」の英語表記は「tide」になります。


「潮位」とは?

「潮位(ちょうい)」とは、潮の満ち干きの変化で、一定の基準面から測定した海面の高さのことを意味しています。

また、「潮位」「潮高(ちょうこう)」「海面の水位」とも言います。

そして、「潮位」は英語で「tide level」「sea level height」などと表記します。


「潮汐」と「潮位」の違い

「潮汐」「潮位」の違いを、分かりやすく解説します。

「潮位」は潮の満ち干きの変化でみられる海面の高さのことで、この変化のことを「潮汐」と言います。

「潮汐」は約半日周期で、ゆっくりと上下に変化します。

「潮汐」「潮位」には、このような違いが見られます。

「潮汐」の例文

・『潮汐は1日に1〜2回、ゆっくりと上下に変化します』
・『「潮汐」は大和言葉で、「しお」とも言います』

「潮位」の例文

・『夏から秋にかけて、もっとも潮位が高くなります』
・『「異常潮位(いじょうちょうい)」とは、一週間から3ヵ月程度、潮位が高い(または低い)状態が続くことを表しています』

まとめ

今回は「潮汐」「潮位」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「潮汐」「潮位」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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