この記事では、「ご意見」と「ご感想」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ご意見」とは?
「ご意見」は「意見」に接頭語の「ご」が付いた敬語になります。
「意見」には、ある問題に対する主張、考え、心に思うところ。
また、自分の思うところを述べて人の過ちをいさめること。
といった意味があります。
つまり、「ご意見」は、相手の主張や考え、心に思うところを聞きたいことを伝える際に使用する言葉になります。
一般的には、「ご意見お待ちしております」や「ご意見をお聞かせください」などといった形で使用します。
「ご感想」とは?
「ご感想」は「感想」に接頭語の「ご」が付いた敬語になります。
「感想」には、物事について心に感じたこと、思ったこと、といった意味があります。
つまり、「ご感想」とは、相手が心に感じたこと、思ったことについて、聞きたいと伝える際に使用する言葉になります。
一般的には、「ご感想をお待ちしております」や「ご感想をお聞かせください」などといった形で使用します。
「ご意見」と「ご感想」の違い
「ご意見」と「ご感想」の違いを、分かりやすく解説します。
「ご意見」と「ご感想」は異なった意味を持つ言葉です。
「意見」には、ある問題に対する主張、考え、心に思うところといった意味があり、それらを相手に尋ねる際に「ご意見」を用います。
一方、「感想」には、物事について心に感じたこと、思ったこと、といった意味があり、それらについて相手に尋ねる際に「ご感想」を用います。
そのため、「ご意見」と聞かれた時と「ご感想」と聞かれた時とでは異なった内容を伝えることになります。
「ご意見」の例文
・『貴重なご意見を頂き感謝します』
・『今回のイベントでは、お客様から生の声でご意見を頂戴することができました』
「ご感想」の例文
・『是非、今回のイベントに参加されたご感想をお聞かせください』
・『私が書いた本のご感想をいただければと思います』
まとめ
「ご意見ご感想」とまとめて用いられることの多い言葉ですが、それぞれが持つ言葉には異なった意味があるため注意が必要です。